どぅ~もぅ!maboでっす!
今回は、みんな大好き「野池」の攻め方について紹介していきます~
と言っても、これまたみんな大好きクランクベイトに特化した内容となっていますので、気になる方はぜひ、ご覧ください!
≪もくじ≫
野池に求められる機能的な条件とは?使い方について!
クランクベイトを選定するにも、野池の環境条件と言うものをまず見極める必要があります。
ではその、「野池でクランクベイトを使うシチュエーションとはどういった状況か?」と言う部分から、求められる条件や使い方について紹介をしていきますね~
クランクベイトに必要なロッドの硬さ・テーパーアクションとは?
野池の場合、多くの状況というのが陸っぱりだと思います。そのおかっぱりにおいての基本的な条件と言うのは、池中央から手前にルアーを引いてくると言う状況になると思います。
これはすなわち、水深が深い側から浅い側にルアーを引くことを想定しておくことが基本です。
そして釣り場の条件で言うと、堰堤があり、オーバーハングやレイダウン、石積み、カナダ藻やハス系の植物、水際にはアシを代表とする植物、などが挙げられます。
時折、土嚢や自転車バイク、布団など様々な人工物も沈んでいることがあります。
これらは、どのストラクチャーであろうが根がかりと言うロストの可能性を承知しておきながら使う必要があります。ただそのロストする可能性をもたらす障害物と言うのは当然、魚にとっても身を寄せる格好の場所になっていると言う状況でもあります。
ですのである意味、根がかりと魚を釣る事は表裏一体と言うことでしょうね。
野池バス釣り プリスポーンに効くルアーとは?4月上旬~下旬編!
じゃあ、そういった条件のもとに僕らが選択すべきクランクベイトの機能、そして使い方と言うのは明らかですね!
そうです!
根がかり回避能力が高いクランクベイトになります!
そしてもう一つの選択肢は、根がかりするようなレンジにコンタクトしないクランクベイトですね。後者の場合は、水面直下もしくは水面を攻めていくクランクベイトになります。
そして前者の場合については、アングラーの使い方が非常に重要になってきます。僕が実践しているのは、基本的に、障害物に当たった瞬間に止めるという作業です。
これはクランクベイトの浮力を利用して障害物コンタクト直前に、もしくは障害物コンタクトが浅い段階で回避してしまうと言う手法です。
アクションとしては一長一短だと思いますが、メリットを考えるとすれば食わせの間を与えると言う考え方もできます。
また別の視点で見れば、野池は超閉鎖的空間のため日々、人的プレッシャーがかかっているフィールドが多いと思います。
そのため口を使わせると言うことも非常に重要なファクターになってきますよね。
この辺を総合的に加味して、次項で野池で僕がお勧めできるクランクベイトについて紹介をしていきます!
野池にお勧めのクランクベイトは?初心者&中級者向け!
では早速ですが、僕がお勧めする野池用クランクベイトはこちらです!
中級者編
OSP ブリッツ シリーズ
言わずと知れた、非常に釣れるクランクベイトの1つです。一般的にそういった認識を持たれているとは思いますが、その理由の一つとして障害物の回避能力もかなり優れている点が持ち味だと思いますね。
また、サーフェーストレーサーから5メートルオーバーダイバーまでレンジを広く網羅ができるようラインナップされていることと、強い浮力が使いやすさの秘訣だと認識しています!
その中でも小型のラインナップである、タイニー系のモデルは特に野池にマッチしたルアーですね~
1.5メートル前後を網羅したいコンディションにおいて、めちゃめちゃ強力に味方になってくれます。
これも障害物回避能力に優れ、バイトを多く引き寄せてくれますね。エイトフッターに関しても使わないことは無いですが、基本的には野池の場合はオリジナルサイズで対応しています。
とにかくデカバス率が高いクランクベイトです!
IKクランクシリーズ [イマカツ(IMAKATSU)]
これも選択肢として入ってくる理由は、前述した2つのモデルと同じ理由です。
IKクランクシリーズの場合も表層付近からディープダイバーまでラインナップされており同類のアクションでレンジ変更していけるというメリットがあります。
僕がフィッシャーマンとして上達してからは、大体この3モデルのローテーションが多くなっています。
ボディー形状、リップ形状、がそれぞれ特徴的であり、おそらく反応する魚も微妙に違うんだと思います。
例えば、感覚的には春にブリッツがめちゃめちゃ効いた時もありますし、秋にIKシリーズがはまるタイミングもあります。
厳密にはそのコンディションによって違うのかもしれないですが、再現性を感じるのはそんな印象です。でハンチに関しては春も秋も安定して反応があるように思います。
初心者編
こちらに関しては魚が反応しやすい名作のクランクベイトを選択してみました。
しかも、コスパに優れていますから初心者でも気兼ね使えるクランクベイトですよ!
SR-X GRIFFON(グリフォン) [メガバス(Megabass)]
野池で定番のクランクベイトと言えば、グリフォンと言っても過言ではない位、野池では実績のあるクランクベイトですね。
僕だけではなく、おそらくは世の中全体がそうだと思います。
コスパが良いと言う点においては、新品を購入するとそこそこの値段しますが、中古品であればすぐに低価格で手に入ると言う事からそーゆー位置づけになっちゃってます。
2000年前後あたりはメガバスと言えば、デザイン的にも非常に魅力のある商品でしたから、希少価値の高いルアーであり、中古でもかなりの高値で取引されていたことを記憶しています!
その時はホントに憧れましたね。POP-X含め。
2010年あたりには市場に溢れかえるほどの品数になっていましたので、今となっては手軽な釣れるクランクとして位置付けています。
これは名作中の名作で、新品でも低価格で購入できるルアーで、さらに魚が釣れると言う優れものです!!!
僕も初心者の時は、お金をかけたくない中でやりくりしていましたので、ピーナッツには相当助けられましたね。
一般的なイメージとしては、元祖ジャパニーズ野池クランクベイト的な位置づけに思います。外観的にもかなり素朴ですからね。
ここのところは各メーカーからデザイン性が高く人間を釣るような、見た目に優れたアイテムが発売されていますから、どうしても釣り人はそちらに目が行きがちです。
ピーナッツ自体のプロモーションにはそれほど行っていないと思いますから、実際使っている人ってそんなに多くなさそうで、なおさらそのギャップは広がりますよね~
ただ言える事は、そんな状況であっても店頭には必ずと言っていいほど、取り扱いがあるルアーです。つまりそれだけ魚を釣ると言うことに関しては需要があると言う店側の配慮だと思います。
野池でクランクベイトを使う上で、僕が重視している事は、当然釣れると言うこともありますが、ロストしにくいモデルで、要は根がかり回避能力に優れているモデル、そして、単純に浮力の高いルアーを選択しています。
魚が何匹釣れようが、大切なルアーをロストしてしまったら台無しですもんね。まぁ、ある意味ロストしても良いと思っているルアーを使えってことなのかもしれませんが(笑)
野池でのクランクベイト選定方法!条件別で解説!
では紹介したクランクベイトたちの条件別での使い分け方・選定方法について僕なりの理論を解説していきたいと思います。
野池の環境・シチュエーションはどんなものがありますか?まずはその条件を並べて行ってみましょう。
・堰堤(護岸、土)
・角
・オーバーハング
・レイダウン
・カナダ藻系のウィード
・ ハス系のウィード
・石垣
・ アシなどの岸際の水生植物
堰堤(護岸、土)
野池で堰堤は基本中の基本ですね。
コンクリ護岸の場合、その足元の延長線上で1段垂直のブレイクになっている可能性があります。
土護岸の場合はなだらかに下っていっていることが多いと感じています。
この護岸の攻め方は斜めラインもしくはブレイクを狙います。でショアラインに対してほぼ平行から攻め、ブレイクを探る場合は平行よりも少し斜めになろうかと思います。
この時、障害物と言うのは地形以外ほとんどないと考えていいと思いますが、たまに土嚢等が積まれていることがあります。
土嚢が積まれていた場合は根がかりの危険性があるので表層から中層引きをお勧めします。
そういったストラクチャーがない場合は、中層狙いの後にブレイクにタッチするタイプを使用しますね。
池の角
池の角については、水深が浅い場合は表層からシャローレンジを攻めますが、もし水深がある場合は、ミディアムからディープダイバーを使用することがあります。
角の場合については、着水地点付近に魚がついていることを想定して狙いますから、横方向の移動距離を短く見せるために、あえて水深よりも深く潜るモデルを使い、ボトムコンタクト後に止めて浮かせて見せて行きます。いわゆるストップ&ゴーですね。
オーバーハング
オーバーハング下も池の角と同じ考え方です。違いは枝などが水面付近に飛び出しているかどうかです。キャスト精度を求められるため、ロスト率が上がってしまいますから、自信のない方は控えておきましょう。
レイダウン
これについては根がかり回避能力の高いワイルドハンチを軸に、浅い方は表層モデルを選択し、釣り場状況に応じてブリッツシリーズを使用します。
カナダ藻系のウィード
カナダモのような水中を覆い尽くすタイプのウィードが群生している際は、そのウィードトップの水深を引けるようなクランクベイトを選択します。
この場合、水がどクリアな状況が想定されますから、釣りはじめには注意するようにしてください。
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ウィードについては、最盛期は上記のような感じですが、冬から春にかけてはこれらのウィードはほとんど枯れてしまいます。
そういった状況においては、グリフォンやピーナッツが生きてきます。
どのクランクベイトを使っても枯れたウィードに絡まってきますから、それを切りながら引いてきます。
ハス系のウィード
ハスに対しては最盛期は基本水面をほとんど覆いつくすと思いますので使用は避けるべきです。仮にちょっとした隙間があり、うまくキャストし魚がバイトしたとしてもファイト中に手前のハスにフックが引っかかってしまい、ルアーも魚もロストと言う最悪の結果に陥ってしまう可能性があります。
枯れた状態であれば、カナダ藻と同じようにウィードの隙間を攻める形で、引っかかれば切ると言うような攻め方をします。
これらウィードに関しては全体が枯れた後でも一部しっかりと茎が残っているエリアが見つかれば、魚が寄り添っている可能性が高まりますので、とにかく全体を攻めつつリサーチすると言う考え方もあります。
石垣
このストラクチャーについても要注意ですね。
魚がつきやすいポイントにはなるのですが、石垣の隙間にラインが挟まる根がかりが頻発します。
そのため越えてくるときは、極力石垣にラインが突っ込まないように操作するか、ルアー変更しレンジコントロールする方が無難です。
一方向からの足場しかない場合は、引っかかるとその時点でアウトになる恐れが高いですので石垣のトップにコンタクトするくらいの使い方がいいかと思います。
ただ、もしラインが根がかりしてしまった場合でどうしても、ラインブレイクさせなければいけない状況に陥ったとしても、まだ諦めないことが重要です。
ラインを根がかり部分で切った場合、浮力で浮いてくる可能性があるので根がかりした付近の水面を凝視して少しの時間待つことをお勧めします。
これが、高浮力のクランクベイトを使う理由の一つですね。
・ アシなどの岸際の水生植物
アシの場合は、そのストレッチの面を引いてくる感じですね。
水深はそれほどないはずですので、表層系か水深50㎝くらい潜るもので十分ですね。ボトムコンタクトしても、枯れアシなどで埋め尽くされていますのであまり効果的ではありませんね。また、アシは茎が強いのでフックが刺さるとなかなか取れません。
ですので、隙間を縫う形の攻め方をすることが重要です。
と言うわけで、以上になります!
事細かに説明をすると、膨大な量の文章になって、皆さんが疲れてしまいそうですので、今回はこのへんにしておきますね。
何か、質問等ございましたらコメントやメールをいただければ可能な範囲でお答えいたします。
では、また!