みなさん、こんにちは!maboです。
皆さん、冬ですがブラックバス釣りには行ってますか?こたつでヤドカリになっちゃってないですか?
ん…?だって、釣れないんだもん…クソ寒いし…
まあ、その気持ちも分かりますが、冬は冬で楽しい釣りが展開できるんですよ!
って、こんな勧誘してもしょうがないので、mabo的な観点で具体的に紹介していこうと思います!
≪もくじ≫
冬のバス釣りは釣れない?釣れる!?実際どうなの?
皆さん、冬のバス釣りは釣れないと思い込んでいないですか?
実は…ホントに釣れにくいんですね~(笑)
全然笑われへんわっ!
って、メディアやネット上の情報では冬でも釣れる的な謳い文句が散見されますが、やっぱり冬は皆さんの感じている通り釣れませんよ!
で、このメディアやネットが言っている「釣れる」ってことの定義が問題だと思うんですが、それって1匹でも釣れるうちに入るかもしれないんですよね。
言葉としては間違ってないし。それぞれ、釣れる、釣れない、という基準が違いますから何とも言えないところですよね。
僕としては、やっぱり数では2桁釣れなければ『釣れる!』っては言えないかな~と。それは欲張り過ぎか。
まあ、いづれにしても魚に出会えるという意味での釣れる前提で、そのポイント選定やルアー選定について解説をしていきたいと思います!
冬のバス釣りで選ぶべきポイントとルアーは何?
単刀直入に冬のバスフィッシングにおいて、どういったところが釣れるのか…と言うことを包み隠さず話しますが、正直言うと全国共通の条件ってないんじゃないかな~と思っています。
春、夏、秋についてはかなり多くの釣り場で条件が重なることもあると思いますが、冬って難しいですよね。
四季の中でも特に、釣れ方の特徴が出てくる季節じゃないでしょうか?
ですから、僕が過去経験した釣れた条件を具体的に紹介していきたいと思います。
因みにボートの条件もあるのですが、今回はおかっぱりに特化して紹介します。
平野部小規模野池
時期:1月初旬
場所:岡山県西部
天候:晴れ
時間:午後
陸上地形:長方形に近い形、北向きの護岸、南側は茂み、80%の場所で釣りができる
水深:2~4m程度
実績:初挑戦
ルアー:スピナーベイト1/4oz、小型クランクベイト、テキサスリグ1/4oz、ダウンショット1/16oz、メタルバイブ1/4oz
この条件では、以下のような狙い方をしました。
①池の中央付近に1本だけ目視できる杭:スピナーベイト⇒テキサスリグ
②取水設備(水中/護岸の階段の先):テキサスリグ
③池の側の角2か所:テキサスリグ
④護岸沿い:クランクベイト
⑤全体的に:メタルバイブ
⑥護岸沿い:ダウンショット ⇒ ヒット!
初挑戦&時間に猶予がなかったという制約から、この池のみで勝負をかけました。
目につくストラクチャーや地形変化を狙うことが手っ取り早いので、そういったポイントを狙いつつ池の水深や底質などを探っていった感じです。テキサスリグの出番が多いのはそのためですね。
で、護岸沿いが明らかに日当たりがよくもしかすると…ってことでクランクベイトを引いてみましたが不発。
で池全体の水深をざっくり把握するという意味で、冬の鉄板…いや、てっぱんメタルバイブを投入(笑)
その結果、護岸沿いが最も深くなっていたことから護岸沿いに狙いを絞りダウンショットリグに切り替えて30分程した時にバイト!
この時狙っていたのが、護岸の切れ目でそこって他の水生生物も住処にしている可能性が大なんですよね。
古めの野池であればえぐれてたりしますから。まあ、ヘドロで埋まってる場合もありますけど。。。
にしても、この条件かつ1時間30分程の釣行で1匹(35㎝程度)取れたのはホントにうれしかったですね。
これこそ前述の「釣れる」の部類に入るんでしょうね。
山間部中規模野池
時期:2月
場所:山口県
天候:晴れ
時間:昼前
水温:4℃
陸上地形:細長く蛇行している、周りは全周茂み、減水で50%の場所で釣りができる
水深:1.5~2.5m程度 ちょ~浅かった!
実績:初挑戦
ルアー:小型クランクベイト、メタルバイブ1/4oz
この条件では、以下のような狙い方をしました。
最も南側よりフィールド入りし、その場からスタート。目視てきにも明らかに遠浅だった。。。
①流れていないアウトレットの入り口付近に対してオーバーハングがありその下を狙った。: 小型クランクベイト
⇒なんと、序盤でヒット!25-30cmそこそこだったか、数本あたる。
②そのまま、奥に向かって岸沿いギリギリを歩いていきながら釣る : 小型クランクベイト
⇒その間も数本のヒット!
③メタルバイブを池の中央へ投げるも不発
これは、釣りを初めて2年程たったころだったと記憶しています。
その頃は経験が浅すぎて、それほど上手くなかったのですがダメ元で投げたクランクベイトが火を噴きました!
思い返すと、この釣り場は浅かったものの、ウィードが残っていたと記憶しています。
そして、最初の釣れたポイントは池の角に位置していて、オーバーハングとしては隙間が結構あったものの水中に差し込む枯れ枝なんかもあり、さらに周りに比べて深いという条件付きでした。驚きなのは日陰だったってことです。
南側で背の高い木々が生い茂っていたので一日中日陰のポイントです。
たぶん、この条件だと今じゃ敬遠しそうなフィールドですね。。。
しかし、若気の至りもなかなか凄い境地です。。。
市街地クリーク
時期:12月末
場所:岡山県中部
天候:曇り時々雪
時間:昼、夕方
陸上地形:車が多少通る道路に面していて、幅7-8M程度ですので対岸に届く
水深:1.5~2.5m程度
実績:あり
ルアー:クランクベイト、テキサスリグ1/4oz、ジグヘッド3/32oz
この条件では、以下のような狙い方をしました。
ストレートの部分から直角に曲がるポイント
①岸沿いに凹凸エグレが点在しているため、岸沿い(足元) : クランキング
②対岸のエグレやオーバーハングにダイレクト : テキサスリグ
③直角に曲がるポイント : クランクベイト、テキサスリグ、ジグヘッド
このポイントは流れがあり、その流れが一気にぶつかる場所を選択しました。
昼回ったポイントの中で、反応がなかったものの可能性を感じたポイントとしてここを選択しました。
細かなベイトがボトム付近にいることを掴んでいたのが大きいですね。
で一度場所を休めて、夕方入り直した感じです。ただ、一筋縄ではいかず、夕暮れ間近にようやく1本取れた感じです。
実は簡単?寒い時期のバス釣りおかっぱりの極意を解説!
今回3パターンの紹介をさせていただきましたが、釣れ方色々じゃないですか?
ブラックバスフィッシングって釣り方がマニュアル化されていて、雑誌なんかでも『こうやれば釣れる!』みたいなことを謡っていますが、その条件に当てはまることがあればって話です。
でこの3つの共通点は何かお分かりになりましたか?って分かる訳ないですよね。全てお話できているわけではありませんから。
私自身が分析しているのは『地形変化』ですね。ある意味、基本中の基本です。おかっぱりでこういう浅い釣り場を攻めるにあたってはやはり地形変化をいかにして掴むかということが大切になってくるわけですね。
では、最後におかっぱりにおける寒い時期のバス釣りの極意を解説します。
厳冬期のおかっぱりの極意とは、『戦略を立て徹底実戦することが特に大切!』ということです!
どういうことかというと、どこに『口を使うバスがいるのか?』ということを徹底的に絞り込み、絞り込みが出来たら食わせることに専念するといった感じです。
ブラックバスの生態・習性研究!誰も知らない行動パターンとは?
まだ抽象的ですから、具体的に説明していきます。
私の場合、釣り場についてすぐにバスを釣りあげようとは思っていません。釣れたらそれはそれでいいんですけどね。。。
そして、イメージ的にはスタートしてから7割の時間は、情報収集に費やします。これが肝心です。
主には、テキサスリグやクランクベイトを用いて地形を含めた水中の状況を把握していきます。
水深や底質、ウィードの有無…で、動きの鈍ったバスたちがどこに身を潜めていそうか考えるんです。
僕の考えは、活発に動けない時期だからこそストラクチャーもしくは地形に、より依存していると想定しています。
さらに、急激な水温変化や流れって嫌うと思われます。ですから、今回紹介したフィールドのように浅い釣り場の場合はより深い場所を見つけるようなリサーチをかけていきます。
③番目の事例では思いっきり流れのあたる部分を釣っていますが、これはあくまでフィーディング狙いですからそういった時間的なタイミングについても意識する必要があると思います。
で、ここぞ!ってポイントが決まったらその周辺を念入りに食わせのリグで探っていくわけですね。この時ももちろん、食わせなりに水中の状況に意識を向けています。
これをやっておけば、たとえ釣れなくても次につながる収穫となる訳ですし、釣れない時間が長かったとしても集中して没頭できる、つまり『水中の状況を頭の中で地図化していく』ことが冬のおかっぱりの極意であり、楽しみ方の一つだと思っています。
ブラックバス 野池で釣れない人が簡単に釣果を爆上げしたコツとは?
ちょっと、ダラダラとまとまりのない文章になってきましたので今回はこの辺にしておきます。
冬は特に一投一投に意味・理由を込めて戦略立てて釣りをすることが大切です!