maboです!
春本番…も、もう通り越し、日中はやや暑さを増してくる5月ですが、人間の過ごしやすさとは相反して、ブラックバス釣りはアフタースポーニング最盛期といっても過言ではない時期に突入していきますね。
ですので、思いのほか難しかったりするわけですね。。。
そこで、『5月の野池攻略!』と題して、アフタースポーニングをメインに考えた外さないルアー選定について解説をしていきたいと思います!
≪もくじ≫
春終盤!5月上旬〜下旬の野池のブラックバスの状態・活性は?
5月の上旬から下旬とひとくくりにするのは少し乱暴ですから、上旬~中旬、中旬~下旬と言う2週間スパンで考えてみましょう。
野池の5月上旬~中旬!ブラックバスの状態
イメージ的にはおおよそこんな感じですかね。
・プリスポーン 15%
・ミッドスポーン 30%
・アフター 30%
・その他 25%
こんな状態ですから、25%に含まれる子バスの活性が異常に目立ち、ナイスサイズの食いが悪い印象になっていますね。
タイミングによってはまだ残っているプリスポーンのバスが釣れたりはしますが、その比率は4月に比べ明らかに低くなっていますので、メインで狙っていくと外す恐れも出てきます。
野池の5月中旬~下旬!ブラックバスの状態
5月後半はどんな感じでしょうか?
イメージとしては、
・プリスポーン 5%
・ミッドスポーン 10%
・アフター 60%
・その他 25%
みたいな感じですかね。
5月前半同様に、もしくはそれ以上に釣りにくい印象が出てくる時期ですね。
ただ子バスの活性は高まっていますから、生命感は少なからずある時期には差し掛かっています。
バス釣り、5月上旬〜下旬の野池の釣り方とは?
5月上旬~中旬の釣り方
この時期は、まだ残プリを優先的に狙っていくのかもしくはアフター狙いで行くのかで、だいぶ釣り方が変わってきます。
プリスポーンを狙うのであれば、ショアライン沿いのストラクチャーを攻める事がメインとなってきますよね。
野池バス釣り プリスポーンに効くルアーとは?4月上旬~下旬編!
そして、アフタースポーンを狙う場合には、
・何か目印になるようなものの少し沖の中層
・カバー周りの表層
・皿池のような浅いフィールドではボトム
このあたりが狙い目となります。
プリはスピーディーな展開で釣っていけるのですが、アフターは少しスローな釣りになってきます。
この辺のリズム感のギャップがかなり激しいですから、どちらを狙うのかと言う意識を明確に持ち精神状態をしっかりと保つことが必要不可欠です。
その狙いと言うのをしっかり持っていなければ、中途半端な攻め方となり、結果「釣れない」と言うことに行き着いてしまいます。
5月中旬~下旬の釣り方
この時期はほぼミッドからアフターのバスになっていると思いますから、当然狙いはアフターになっていきますね。
前述した通りの見方なりますが、最初からスローな展開で狙っていくとことが効率良くなる場合も十分あり得ます。
ただスポーンとは関係ない個体や、3月中にスポーンを終わらせている個体がいたとすれば、スピーディーな展開にもついてくる可能性がありますから、そこは状況に応じて切り替えが必要だと思います。
ただおおよそアフター多数の状態でしょうから、スローの展開を前提としておけば気持ちとしても落ち着いて進めることができると思います。
5月の野池で外さないルアー&ワーム選定方法とは?
では、そんな状態の5月に効率よく釣っていくためのルアー・ワームの選定方法を紹介したいと思います!
まず、これまでの内容で紹介してきた通り、この時期はプリのバスが多少混じる可能性もあります。その条件の対応策とはこちらをご覧ください。
春のバス釣り 野池の攻略法!釣果に差がつくルアー・ワーム選定とは?
この項については、アフターバスへの対応に特化した内容を記載していきたいと思います。
まずアフターをつるための前提条件を覚えておきましょう!
・スロー
・中層
・上目線
・ボトム
このようなキーワードをピックアップすることができます。
ここで気にしておきたいのが、『スロー』については見せるスピード、他の3項目については攻めるレンジとなっていますしたがって、後者の3つをスローに攻めると言うのが釣り人が意識するべき具体的なアクションです。
ではそういった狙い方ができて、かつ、実績の高いリグについて紹介していきましょ~
中層スロー
アフターの時期にメインとなるのがこの状態です。沖にサスペンドしていることが比較的多いと考えられています。
また実績的にもボトムやトップで全く釣れないけど中層を狙っているとギルのような小さなバイトで釣れることがよくあります。
じゃあ、この状態をどのようなルアーで釣っていくかですが、具体的にはこれらを使用します。
です。
シャッドは止めた時に長く見せるために、スローフローティングもしくはサスペンドを使用します。僕個人としは野池で陸っぱりと言う条件が付いてくるとスローフローティングを選択しますね。
ブラックバス 野池で釣れない人が簡単に釣果を爆上げしたコツとは?
スイッシャーについては水深1メートル以内の中層で使います。スローシンキングのものを使いますが、このスイッシャーの釣りは結構お勧めします。
というのも、楽かつ楽しくこの条件にマッチしていて、実績も出やすいと言えるからです。
超スロー引きをするのですが、スローに引いておきながらスクリューはそこそこの速さで回ってくれますから、極端に言うと止まっていながらアピールできているような感覚です。
ルアーの中でもトリッキーなアクションが持ち味であり、この中層もしくは上方向を意識しているスローな状態には最適だと考えています。
こういった強めの波動に対して興味を示さない場合には、やはりワームが落としどころになってきます。
当然、口を使わせるナチュラルな波動と言うものがワームの持ち味になるのですが、中層を釣ると言う部分がテクニカルでありその確かな感覚を持っていなければ難しい釣りになってきます。
ちなみにスモールラバージグやジグヘッドワッキーを選択する理由は、水の抵抗受けやすい形状のためスローフォールになりやすく、そして浮上がりやすいと言う中層を漂わせるための要素を兼ね備えているといった部分にあります。
とは言え何もしないと沈んでいきますから、やはり慣れなければ扱いは難しいといえますが、使いこなせれば釣果も確実に上がってきます。
表層スロー
中層スローに通ずる部分がありますが、ここでは表層に特化して攻めていきます。
基本的にアフタースポーンのバスが自分の目線より上を意識していると言う特徴を利用して中層サスペンダーよりも、もっと浅い水深にサスペンドしているバスを狙っていきます。
考え方は移動距離が短くアピールができる物になりますから、
あたりがその状態にあったルアーになってきます。
羽物はここ数年流行っていましたが、そういった類のものを試してみると良いかと思います。
また、スウィッシャーに関しては中層引きで使ったものよりさらにフォールスピードが遅いものを使っていきます。
この場合は、フローティングタイプにシート状のシンカーを貼り付けてシンキングスピードを調整すると言う手法を用いますね。
そしてポイントがかなり絞れているのであれば、ノーシンカーワッキーで表層引きをすると効果的です。
ボトムスロー
最後にボトムですが、1年中狙うべき基本的なポイントです。
ただし通常よりもスローに誘ってあげることが重要になってきます。そこで用いるのが、
・ノーシンカー
・ネコリグ
・ジグヘッドワッキー
・キャロライナリグ
など、いづれも極力移動距離が少なく、弱々しい動きを演出できる物を選択していきます。
まぁ、この時期のノーシンカーは定番中の定番ですよね。
というのも表層から中層、ボトムまでスローに使えて待つ釣りに向いているからです。
ネコリグやワッキーのシェイキングもアクションとしては有効ですが、ノーシンカーでのノーアクションもかなり有効に働くタイミングになってきます!
バス釣り初心者向けルアーおすすめ5選!3月中旬~下旬の野池攻略編!
アフタースポーンシーズンは釣り場の状況をいち早く理解し、アフター狙いに切り替えることで実績を確実に出していけるようになりますし、その方がサイズアップする可能性も含んでいますね。
この時期からアーリーサマーにかけて子バスの活性が異常に高まりますので難しい釣りをするよりも、子バスでも楽しく数釣りをするというのも1つの選択肢ではあると思います。
ただ、サイズアップを図っていきたければ、その子バスを回避しつつスローにアフターの体を休めているデカバスを狙っていく必要があります。
その辺を試行錯誤することもかなり楽しい要素ですね。このようにまあいろいろ状況に応じて狙い方を変えれば、結果が伴ってくるあたりがブラックバスフィッシングの面白いとこですよね。
てことで、なかなか釣りづらい時期であっても狙いをしっかり持ち、その目標に向かって試行錯誤していくこと楽しんで行きましょう!
ではまた!