こんちは!管理人maboです!
ブラックバスフィッシングが1年の中で最も熱い時期と言っても過言ではないスポーニング期である4月上旬~4月下旬、ご存知の通りビッグバスが比較的釣れやすい時期でもあります。
そんな、春本番な4月のスポーニング期のプリスポーンに特化して、みんな大好きな野池で効くルアーについて書いていきたいと思います!
≪もくじ≫
野池のプリスポーンバスに効くルアー&釣り方とは?
プリスポーン期のバスって警戒心よりも捕食を優先していることが明らかなので、めっちゃアグレッシブで最も釣りやすいタイミングと言っても過言ではありませんね。
ストラクチャーを狙うことが確率の高いパターンですが、そのレンジには注意が必要です。
スポーニング期の状態や効果的な攻め方については、こちらで紹介しています↓
春のバス釣り 野池の攻略法!釣果に差がつくルアー・ワーム選定とは?
浅い池だとそれほど気にせず攻めれるかもしれませんが、多少水深が深いフィールドであれば、岸沿いを狙う場合もレンジを意識する必要は大いにあります。
リザーバーでの経験ではありますが、そのレンジ一つの違いで釣れ方が全く違うということが起こることもよくありますね。
で今回は野池をベースにそのレンジ別でプリスポーンバス効くルアーや釣り方について効果的な手法を紹介したいと思います。
どちらかと言うと中級者向けの内容になるかと思いますね~
野池のプリスポーンバスに効くサーフェス系ルアー!
サーフェス系は選択肢が色々とありますが、その中でも僕が絶対におすすめするのはこれです!
どれもアピール系にはなりますが、その中でも強弱がありアピールに特徴を持っているルアーたちですしどれも私の中では名作です。
マイキー(ジャッカル)
マイキーは言わずもがな、超釣れるサーフェス系として有名かもしれませんね。
ギリギリビッグベイトにカテゴライズされるマイキーですが30cmくらいのバスから釣れる優れモノです。
特に、スポーン時期はめちゃめちゃ効きますので一つは持っておきたいアイテムですね。
トリプルインパクト105・120mm(シマノ)
トリプルインパクトはどちらかと言うとマイナーなルアーかもしれませんが、乾いた音とワイドな動きでバスを威嚇させます。そのアクションは引いていて面白いですね。
ゲーリーバズ(ゲーリーヤマモト)
ゲーリーバズは、バズベイトの名作中の名作ですね。色んなバズベイトを試してきましたが何故だか釣果に差が出る優れものなんですね。
バズベイトをやったことない人はゲーリーバズから始めると釣果に結びつきやすいですよ!
で、これらは勿論アピールでの使い分けを状況に応じてしていくわけですが、バズベイトは早め、マイキーは遅め、トリプルインパクトはその中間と言う風な使い分けもしています。
サーフェス系はアクションとバスがアタックしてきた時の興奮度が最高ですね!
野池のプリスポーンバスに効くシャローレンジ系ルアー!
シャローレンジは最も攻められるレンジであり、プレッシャーもフィールドの中では最も高いと推測できます。
そんな、ハイプレッシャーを考慮したプリスポーンのラインナップがこちらです!
ちょっとメーカーが偏っちゃった感じですが、いづれもトーナメントで勝ち抜くために開発されたルアーですので、選定の中で自然とそちらになっていったってことは必然なのかもしれませんね。
しかも、どれも実績は申し分ないですから、胸を張っておすすめできるルアー達ですね。
Dゾーン 3/8-1/2oz (エバーグリーン)
この中で最も重宝するのがスピナーベイトであるDゾーンですね。
スピナーベイトおすすめカラーは?春に釣れる選び方&使い分けを暴露!
ワイヤーが非常に細く、その分ブレードの振動でワイヤーが振れやすいためラインを介して手元に引き振動が伝わってきます。これが使いやすい一つの特徴でもありますね。
スローリトリーブの際にはその振動により動きの最低ラインを判断できますから。
そして、ワイヤーが柔らかいからこそや柔らかいアピールになり、ハイアピールであるスピナーベイトの中では食わせ要素を含んだアイテムだと考えています。
諸刃の剣ではありますが、とにかく反応が素晴らしいですね。魚を釣ってこれまでいくつ壊したことか。。。コスパは悪いですが、そのくらいの価値はありますね。
ワイルドハンチ (エバーグリーン)
このノンラトルで省アピールながら魚を連れてきます。そして、特記すべきは障害物の回避能力に優れているということですね。
当然ながら全く引っかからないということはないのですが、他のクランクベイトと比較すると断然引っかかりにくいですし、障害物へのコンタクト姿勢も舐める印象がありますが、ここもポイントです。
障害物コンタクト特性が「跳ねる系」と「舐める系」がありますが、長距離追い食いしない場合には「舐める系」の方が重宝します。
通常のキャストで1.5m程度のレンジを網羅してくれます。
ブリッツ MR (OSP)
ワイルドハンチと考え方は同じなのですが、多少浮力が高いながら2m前後を網羅してくれるアイテムです。
こちらの方がアクション強めですからアピールは多少強いのかもしれませんが、僕はこのクランクベイト2つを少しのレンジ調整で使い分けています。
あと、イマカツのIKシリーズでミドルレンジまでを網羅するという考え方もありますね。あのクランクベイトも私の中では秀逸なルアーです。ただ、リップの付け根に難ありですが。。。
ハイカット F (OSP)
ハイカットについては、シャッドだけどフローティングを選択しています。
通常シャッドのイメージはサスペンドだと思いますが、フローティングを選択する理由は障害物を回避させるためです。
前述した通り、障害物へのコンタクトが肝になる場合が多いため根がかり回避性能を高めておかなければ、釣りになりません。
そんなこともあり実は僕の場合、シャッド系でフローティングを使うことが多いですね。
サスペンドを使うときは、中層でオープンな状況で使う場合に限ってますね。
野池のプリスポーンバスに効くミドルレンジ系ルアー!
ミドルレンジってどの程度?って疑問もあるかと思いますから僕の感覚でお伝えしますが、
シャローレンジは1.5mより浅い
ミドルレンジは2m~4m
程度の認識で釣りをしております。このレンジに関する考え方って人それぞれだと思いますので、気になる方は各々がどのように考えているのか聞いてみた方がいいですね。
で、1.5~2.0mはその切り替え区間で「シャローミドル」みたいな感じでしょうか( ̄▽ ̄)
そのミドルレンジを攻めるうえで効果的なアイテムがこちらです!
・Dゾーン 3/4oz(エバーグリーン)
野池の3-4mってほぼボトムってこともありえますからそういった場合に有効なのがやはりスピナーベイトですね。
スローロールによってボトムを引いてくるイメージで使用します。
使い勝手がいいことは前述した通りです。
・SRミニ 1/2~3/4oz(エバーグリーン)
スピナーベイト2つ目になっちゃいますが、Dゾーンとは一味違う売りがありますね。名作です!
その違いはコンパクトさです。1/2ozだと恐らくスピナーベイトの中では最もシルエットが小さいモデルだと思います。
SRミニには特にブラックバス初心者のころに助けられましたから、未だにいい印象が抜けません。
し、今でも信頼の実績を得られるという部分があるので今回選択しました!
・Tinyブリッツ DR(OSP)
ブリッツのDR版ですが、小型ブリッツで3m潜水しますから、3mレンジのバスへのアピールが出来ますね。
しかもブリッツMRより小ぶりなボディで。
ブリッツMRよりも1m近く深く潜ってくれる代物ですから、そこのレンジの使い分けをしています。で、基本はハード系ストラクチャーへのコンタクトを狙っています。
シャローレンジで使うというイレギュラーな使い方もできますね。めちゃくちゃボトムノックさせながら引いてくるとか。
実は、こういった深めのレンジを引くクランクベイトでのボトムコンタクトパターン結構使える手法ですからお試しあれ!
・パワーダンク F(OSP)
これは、見せて食わせる系で考えています。
ミドルレンジのバスがそれほどアグレッシブではない場合にスローフローティング仕様にして使ったりします。
勿論ノーマルでのストラクチャーコンタクトでも使いますが、如何せん細糸を使う仕様ですから、野池ではあまり思い切って攻めることはしません。
とは言え、ナチュラル系ルアーに対して反応する場面は多々ありますから、そういった時用に必ずボックスに入れておく一品です。
野池のプリスポーンバスを釣るために必要な戦略論
こんな感じでフィールド環境やバスの状態に対して、僕の場合、大体のベースセッティングがあります。
これをベースにその日、その釣り場の状況を把握しながら次の展開へとシフトしていき答えを導く感じですね。これが僕のルアー戦略です。
最後にこれを言ってしまうと元も子もないのかもしれませんが、絶対的な答えってバス釣りには無いんですよね。
その答えは、前述した通りその状況に応じて一刻一刻変化していきますので、その瞬間の答えしかないわけですね。
ですので、これまで紹介した内容はあくまで、その答えにたどり着くためのリサーチ戦略というくらいにとどまります。
とは言え、いち早く答えにつなげたいが故に固まってきた戦略ですから、ジャスト答えになることも遠からずなんですよね。
長期的に見ればそういう、経験の積み重ねが魚との出会いを多くするしクオリティの高い魚に出会う可能性を爆上げさせる要因ですから、まだ独自のパターンを持たれていない方は多くを経験して、理論構築していくとさらに釣りが楽しくなっていきますので、ぜひトライしてみてください!
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って話はある意味10年前の僕自身に向けて語った感じです。
あの頃は、行き当たりばったりのラッキーフィッシュばかりでしたから。。。
でも強がって、釣ったからすごいだろ~的に粋がってましたね(笑)
内心はその再現性を問われると全く答える自信がありせんでしたし、なぜ釣れたのか?も想定すらできませんでしたね。ですからこの時は完全に『釣れた』の世界ですよね。
でも今はかなり確信をもって『釣った』魚が多いですから、ただ「釣った」という事実は、正直あまり喜ぶところではなくて、予測と検証を元に狙った通りに釣った時にものすごい快感と喜びを得られていますね。
しかも再現性があることが多々ありますから。
その分、釣ることに対しての我武者羅さや貪欲さはなくなってきた感じもしますけどね。。。
ちょっとスポーニングの戦略論というタイトルから話が大きくなり過ぎましたが、要は僕としてはそういったベースがあってこその釣りであり、釣果を伸ばしてくれる材料でもあるってことですね。
ではまた!