みなさん、こんにちは!管理人のmaboです。
今回は冬から春にかけてのブラックバスの野池攻略法について紹介していきたいと思います。
これを徹底出来れば初心者でも念願の一匹に近づけるチャンスが訪れるはずです!
ぜひご覧ください!
≪もくじ≫
2月下旬~3月上旬は冬or春?ブラックバスの動きについて解説!
2月下旬~3月上旬は三寒四温と言われる序盤の時期で、気温的には冬と春が交互にやってくるような状況です。
世の中のアングラーの問いとして2月下旬~3月上旬は冬なの?春なの?というものがありますが、この質問って難しくもあり簡単なんですね。
言ってみれば、どっちも正解だし、春と断言することもそれはそれで正解です。。。ってよくわかんね~!って思われそうですから解説していきます!
気温上昇と共に解放されていく人間に対して、水温上昇はワンテンポ遅いことが通例ですのでこの時期にいきなり4月並みの気温の日が訪れたときに「今日は釣り日和だ~♪」なんて、めっちゃ釣れそうな気分になりながら浮かれて家を出て行ったものの撃沈した何て話はざらにあります。
気温上昇に対して、水温上昇というのはワンテンポ遅く、こういったシチュエーションでは正直言って冬の釣りを先行した方が無難と考えられます。
また、温かく晴れの日が続いたり温かい雨が振った数日後はシャローの水温上昇が期待できますから、こういった状況では春の釣りを多少織り交ぜていってもいいと考えられます。
これらの理由を解説すると、ブラックバスは変温動物であり『魚の体温=水温』だと考えてもいいと思います。てかそれ以外考えられません。
ブラックバスの生態・習性研究!誰も知らない行動パターンとは?
つまり、環境要因で体調が決まる側面があることを頭に入れておきましょう。
ですから、水温上昇に伴いブラックバスが気持ちよくなれる水温に近づくために少しずつ活発に動けるようになるという訳です。
しかし、ブラックバスも生き物ですからいきなり水温が上昇されてもすぐに動けるかどうかについてはちょっと疑問が残ります。なぜなら彼らも学習能力があるからです。
mabo理論によると、同じパターンで繰り返される状況に対して徐々に慣れる習性というか、順応するために多少時間がかかると思います。厳しい環境でも生き残っていくためのDNAに刻み込まれた知恵があるってことなんですね。
ですので、当日の気温や気象だけではなくてそこから遡った1週間分くらいの天候実績などは自らの判断材料とするためにも必要な情報としてリサーチをかけておくことも重要です。
このあたりを理解しているのと、していないのでは攻め方や引き際の明確な判断が出来なくなりますから時間を無駄にする危険性があります。
2月下旬~3月上旬の野池でアングラーが取るべき行動とは?
では、前項の内容を前提に2月下旬~3月上旬の野池でアングラーが取るべき行動が気になりますよね。
mabo的には、「冬支度で臨め!」です!
バス釣りで冬に選ぶべきポイントとルアーは?おかっぱりの極意を解説!
え~結局そうなの!?って思われてもしょうがない表現ですが、事実そうなんです!と言うのが50%です。
「釣れる、釣れる」と春の陽気に身を任せてしまうと玉砕されて完全にリズムを崩してしまうことを多々経験した苦い過去があるため、精神衛生上そっちの方が落ち着いてプラン構築できるということです。
で、もちろん残り50%は春のプランも頭においてアプローチしていきましょう。
しかし、その前提はあくまで『もしかすると…』です。帰宅後『たられば』に苦しめられないように…(笑)
いやいや、そんなことはないんですよ。しっかりと春らしい思考に移行できるチャンスもきっちりありますから!それが、タイミングですね。
前述した通り、ブラックバスは変温動物で水温に体調を左右されるという視点から考えると一日の水温変化にある程度慣れた状態であれば、その水温上昇のタイミングを計って冬の間滞っていた捕食行動を活発化させる可能性だってあります。
そのタイミングというのが、夕方です。
経験則から考えると春先の早朝と夕方を比較するとバスからの反応、目視できる見えバスの数は圧倒的に夕方の方が多いことが分かります。
さらに、そこに夕まずめというマジックタイムが重なれば活性が一時的に上がることも頭に置いておくことが望ましいですね。
但し、水温上昇したレンジの話ですから、mabo的には水深2m以浅がその有効レンジだと思っています。
つまり、アングラーとしては釣りやすく楽しいレンジに的を絞れるいい季節という見方もできますね。
とは言え4月以降のようなフィールド全体が活発化するようなまでの活性ではありませんから、少し浮足立つくらいに捉えておいた方がいいと思います。
釣果UPの秘訣!時間帯と選択ルアー&アクションの複合条件!
前項で紹介した、タイミングと攻め方を交えて釣果UPの秘訣をmabo的視点で紹介してきます!
2月下旬~3月上旬の野池では夕方からマズメにかけてが最も有効な時間帯となることは説明した通りです。
では、そこにはどういったルアーを投入していけばいいのでしょうか?
恐らく、活性が上がると言っても3月上旬頃では水温はまだまだ10℃そこそこだと思います。
ですから、魚の動き自体は鈍いと想定していた方がいいかと思います。さらにそういった状況ですからしっかりと口を使わないとか思い切って反転しないとかハイシーズンの低活性時のような状況と同じ程度かもしれません。
これを踏まえて次の条件別でルアー選定とアクションを考えてみましょう。
そう言えばこれらのシチュエーションはカバー周りと考えてください。意思をもって捕食を意識した魚を狙うことが釣果UPへの近道です。
水面~1mを狙うの場合:スピナーベイト、ジャークベイト、クランクベイト、ジグヘッドワッキー
春のバス釣り 野池の攻略法!釣果に差がつくルアー・ワーム選定とは?
1m~ボトム(2m)を狙う場合:スピナーベイト、クランクベイト、ネコリグ、ジグヘッド
全てに言えることは移動スピードはゆっくり目がいいということです。強いて言えば、スピナベ、クランクはリアクション狙いで普通に引くこともありかと思います。
ただ、安定的なのはおそらくゆっくり目のアクションと言うわけです。まあ、近くを通るものに対して速く通り過ぎるものと遅く行くものであればこの時期ついて行きやすいのは断然ゆっくりなアクションのものだと思うからです。
ということで、最後にまとめると、ブラックバス2月下旬~3月上旬の野池攻略法は、
・水中は冬の状況を前提に釣り場にたて!(特に早朝~午前中)
・数日安定した温かい気候が続いた夕マズメは春の準備を!
・ルアーのアクションスピードはゆっくり目(時折ハイスピードも有効!)
・レンジは2m以浅!理由は気温&日照により温まりやすいから!
参考になりましたでしょうか?
自分の信念を押し通すためのマインドセット的な内容も一部ありましたが、そういった能力も含めてみなさんの釣果UPに繋がれば幸いです。
ご質問あれば、コメント欄に書き込みお願いします!
では!