ブラックバス リール 理論

ラバージグ用リールの選び方&おすすめモデル解説!最適ギア比はどれ?

2019年3月7日

 

皆さん、こんちーは!管理主のmaboです~~~!

いや~ブラックバス釣りはいつの季節も面白さが尽きないですね!年間通して釣り出来るわけですから!

そんな、1年中楽しめるブラックバス釣りにおいて超重要ルアーの一つがラバージグであることは別の記事で紹介させていただいた通りです!

ラバージグの使い方は?種類別のアクション&使い分けを徹底解説!

そんなラバージグを操作していくメインの要素として、リールの存在がありますがどんなリールを選べばいいのかわからない!という方向けにラバージグ用のリール選定方法を紹介したいと思います!

正直、結構深い話になっていきますので、初心者のみならず中級者もしくは上級者の方々も目から鱗の話があるかもですよ~

では、ご覧ください!

 

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ラバージグ用ベイトリールの選び方が分からない!基準は何?

バス釣りのラバージグ用のリールの選定基準がわからない!と言う人向けにお話をしていこうと思います。ラバージグとは言っても、打ち物系として捉えればテキサスリグなどシンカーのついたワーミングの類ですね

かく言う僕もどういう基準でリールを選べば良いか分からなかったうちの1人です。その中でもとりあえずいくつかの理論を使いながら、それを基準に何がいいのかを模索していった結果、そのキモがわかってきました。

そんな僕の失敗談等の経験も交えながら、どのような基準が存在するのかを説明していきたいと思います!

で、早速ですが、購入するリールを判断する上で目に入ってくる項目としてはこれらの要素があります!

・ギヤ比
・スプール径
・ハンドル長さ
・ドラグ強さ
・ベアリング数
・価格
・デザイン

結構いろいろとありますね~

てか、特にシマノとかダイワもしくはアブガルシアのような、愛用メーカー等の基準がない人たちはこれらの要素の中で選択していけば良いと考えます。

ですがそれすべてを判断基準にはしていません!今回の場合は、ラバージグに特化した選定方法と言う所で、僕が特に気にする選定基準を紹介したいと思います!もしかすると細かすぎてついてこれないかも…という覚悟でご覧ください!

 

 

価格

僕のバスフィッシングレベルは自称・中の上レベルだと言うことを自負しております。とは言うもののサラリーマンであり、2児の父でありますから正直言って今や年間に20回以上の釣行すらも厳しい状況にあります。

あ~、数年前までは100日近い釣行してたのに~。。。と時々、悶々としてます(# ゚Д゚)

さらにはお小遣いすらも搾り取られ…あぁ、何を希望に生きていけば…(笑)

と言う状況の僕が最優先させる要素としては価格ですね~。選択する価格帯はおおよそ20,000円~30,000円程度のモデルになります。一般的には中堅モデルとしての位置づけですね。

なぜ、そこに落ち着くかと言うと、10,000円クラスのリールだと中堅モデルと比較するとやはり重さや性能的に劣る部分を体感してしまいます。

それに比べて30,000円より高い上位モデルとの差異と言うのは年間20回程度の釣りをする上では、そのシビアの選択をする必要性がないと考えています。ましてや生活のかかったトーナメントに出場しているわけでもないため、その突き詰めたハイクオリティーなものを使う理由は特にありません。

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当然、中堅モデルがダメか?というと全くそうではなくて、かなりハイクオリティーなものが年々増えてきており、僕の感覚的には上位モデルが100とすると中堅モデルは80から90程度のレベルには達していると感じています。

これに対して10,000円クラスの性能を点数付けすれば50から60といった具合でしょうか。これは完全に主観割感覚でありますから人によって10,000円台でも80点くらい網羅していると言う場合もあるとは思います。

まぁ正直言って10,000円クラスのものが全く使えないか?と言うと、きっと使ってしまえば釣果に差が出るとは言えないレベルだと思っています。ただ繰り返すキャスティング作業の中でよりストレスなく扱えるものでかつ価格的に手が届くものもしくは、1台よりも二台と言う考え方のものに選定すれば、その中堅モデルがコスパとしては最も優れていると考えている次第です。

 

 

ドラグ強さ

この要素もかなり重要ですよ!

最近ベイトフィネス用のリールが多々各メーカーから発売されていますが、軽量ルアーを扱える領域が少し広まりワンタックルで網羅できる攻め方が増えてきました!これはめちゃめちゃ利点ですね!

僕自身はおかっぱりにしろ、ボートにしろ極力タックルを絞り機動力を高めたい派ですから、そのスタイルに非常にマッチしてます!

が、しかし!ですよ!その中のいくつかの機種では、スプールを親指で押さえないとバスを止められないような仕様の物も存在してるんですよ!これがホントに大変なんですよ~マジで!

というか、そもそもそういった止められないようなハイクオリティな魚を釣り上げることが1つの目的になっていますから、その局面において使い勝手が悪いとなるのは正直論外ですね!で、そんなリールを所有するようになってからドラグ強さと言うのはかなり気にしています。数値で言えば5.0kg以上の物を選択するようにしています。

 

 

ハンドル長さ

ハンドルの長さを考慮しています。というのも1回の釣行で同時に使い分けるタックルの中でハンドル長さが違うものを使った際、僕の場合はなんだか感覚がおかしくなってしまうんですよね。

持ちかえたときに相当違和感があります。ですから頻繁に持ち替える場合を考慮して同じハンドル長さが良いと言う結論にいたりました。

もちろんハンドルがより長い方が軸周りに掛けられるトルクが向上しますから、手元で掛ける力が小さくて済むと言うメリットがあります。

その反面、リーリングという作業において基本、手首の回転でやるわけですがハンドルが長すぎると人によっては手首の運動だけでなく腕全体を動かさないといけないと言う感じになります。

まさに僕自身はそのタイプの人間で、これって結構腕が疲れる作業なんですよね。実際にやってみるとかなり疲れました。まぁ体が慣れると言う部分もあるでしょうが、安定したスピードで巻けない状態になっていたのでちょっと考え者ですね。

 

 

巻取りスピード

最後に、ラバージグにおいてこれが最も重要な要素です!打ち物のリール作業としては、

・糸ふけを取ること
・ルアーの回収
・魚とのファイト

がメインとなりますよね。

基本的にアクションについてはロッドでラインスラッグ調整も元行うわけですから、リールは関係ないんです。

で、関係あるのが先ほどの3つの要素ですね。特に糸ふけを取るところについてが最も重要かもしれませんね。カバーなどで着底と同時にバスがジグを加えた場合に、糸ふけを取ることが遅れればカバーに巻かれて終わりって、なんとも言い難い状況になってしまいますから。

で、リールの機能で重要なのが「巻取りスピード」なんです!これって単純にギヤ比じゃないの?と思う方がいらっしゃると想定できますが、実はそうではないんですね~。僕も以前はギア比が巻取りスピードだと思っていましたが、よくよく考えると違ったんですね。

では、その詳細を説明しますが、ここから少し理系的な話かつ深い話になりますので心と頭の準備をしてください!

では、参りますよ~

 

 
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ラインを巻き取るまでの機械的な仕組みをまず、理解しましょう。

ハンドルを回すとハンドルにくっついたギアが同時に回る、そしてその力がスプールセットされたギアに伝えられスプールのギアが回り同時にスプールが回る、そしてラインが巻き取られると言う構造になっています。

ここで気にしたい要素が前述した、

・ハンドルの長さ
・ギヤ比
・スプール径

なんです。

この物理量を巻取りスピードを算出するための項目に置き換えると、

 

 ・ハンドル1回転でスプールが何回転するのか?

 ・そのスプールの周長は何ミリなのか?

 ・ハンドルノブのピッチ円周長は何ミリなのか?

 ・ハンドルノブがその距離(一周分)を移動するためにかかる時間は何秒なのか?

 

となります。

これを計算すれば、単位時間当たりの巻き上げ距離が算出できます。これこそが巻取りスピードとなる訳です。

僕はこれを数値計算するエクセルシートを作り、手持ちのリール及びシマノ、ダイワの目ぼしいモデルの巻取りスピードを算出しています。

す、すみません。職業柄もありながら元々理系なもので気になったら計算しちゃうんですよね。。。(笑)

 

 

打ち物用ベイトリールの最適ギア比はハイギアorノーマルギア?

で、ラバージグ含む打ち物用のベイトリールの最適ギア比はハイギアなのか、ノーマルギアなのか?という疑問にお答えしようと思いますが、前述した通りギア比はあくまで要素であることを前提にお話しをします。

理論的に考えれば先ほどの『巻取りスピード論』で語った通り、糸ふけをより早く回収できることに越したことはないのですが、実釣において正直あまり気にされなくていいと思います。

理由はノーマルギアの物でも使い勝手の実感として回収機能が劣るかと言ったら、全くそんなことはありません。魚も文句なしに釣れます。

ですので、このあたりの数字はあくまで、相対的な比較要素による商品細分化くらいに考えておいてもいいかと思いますね。

ただ、気を付けたいのは、ローギアとハイギアの違いは明らかなので、ローギアリールだけはおすすめしません(笑)

週末ぶっつけ本番で勝負する僕としてはむしろ、汎用性の高いタックルをラインナップしておいた方が、単日での状況変化に対応していけるので、ノーマルギアでその他の攻め方を考慮する方がよっぽど釣果に結びつくと考えています。

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勿論、年間釣行100日以上とか同じ釣り場で深みを追求するとかいった場合には専用品を設定するメリットは大いにあると思います。なぜなら、数年前まで自分がその状態でしたから。。。

連日通うと方向性を絞れて来るので、ピンポイント要素で釣果を稼いでいくという手法に自然となっていくんですよね。

ということを踏まえ、皆さんの釣行状況に応じてギア比選定してみてください!

 

 
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ラバージグ(打ち物)用ベイトリールのおすすめモデルを解説!

後半かなり細かい話をしてしまいましたが、要はどういう根拠で自分を納得させるかということが重要な要素であるってことですね!

そのため、そこまでの数値計算をせずとも「これだ!」って思える物があればそれでいいんです!って言うと、冒頭の状況に逆戻りなので、悩ましい方については数値計算は別としてその他3つの条件を参考として検討されてはいかがでしょうか?

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とは、いうものの僕がおすすめするラバージグ用のベイトリールを紹介しておきます!

 

メタニウムMGL(シマノ)

16 メタニウム MGL 右 [シマノ(SHIMANO)]

正直言って、これさえあれば他はいらないってくらいのハイクオリティリールです!

僕は、この元祖ともいえる超名作の「メタニウムMG(2000年位)」を未だに愛用しています。

ですが、1機この間壊れ、残りももうすぐダメになりそう…と言った状況で数年前に発売されたこのモデルです。

勿論選ぶのは、ノーマルギア!ハイギアはどうしてもハンドルが長くなるためあまり好きになれません。

 

タトゥーラSV TW(ダイワ)

ダイワ タトゥーラ SV TW 7.3L 左ハンドル

これも秀逸な商品ですね!

SVスプール採用で小型領域も多少網羅できるようになったタトゥーラの進化版!

ハンドルやドラグ力も僕好みで非常に好感が持てますね!

 

てことで僕がおすすめするラインナップでした!

全体のまとめですが、気にする要素と言うのはこんな感じになります。と言うわけで、結構突き詰めたところまで書いてしまいましたので、難解だった部分が多々あったと思いますが、最後までお読みいただきありがとうございます!

とは言え、巻取り速度のところは理論派のアングラーにとってはかなり重要な考え方ですね!

ここだけでちょっと説明するのはかなり難しいと思いますし、物理計算ができない方にとっては、なんのこっちゃっ?て言う話になると思いますんで、今段階での説明はこのあたりで留めておきます。

もし詳しく知りたい方がいればダイレクトメールなりコメント欄なりにメッセージをお寄せください。

ではまた!

 

 
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