どうもこんにちは!管理人のmaboです。
皆さん、釣り糸のリールへの巻き方はどのようにされていますか?
ベイトリールの場合には、ラインのボビンとスプールの回転方向が同方向になるような巻き取り方をするのが一般的であり、適正な巻き付け方はこの一択だと思います。
しかし、スピニングリールの場合はどうでしょうか?
・スプールに対してボビンを平行に置き巻取る方法(横)
・スプールに対してもボビンを直角に置き巻き取る方法(縦)
に分かれると思います。
今回は、そのメリットデメリットを検討した上で総合的にどちらが使いやすいのかを判定していこうと思います。
ではご覧ください!
≪もくじ≫
スピニングリールのライン巻き方整理!縦と横の違いとは?
で、まず先ほど言葉で説明したスプールに対しボビンを
・平行に巻取る方法(横)
・直行に巻き取る方法(縦)
のイメージを共有しておこうと思います。
ボビンが横のタイプは地面へ寝かせる配置になります。要はこういった感じです。
縦タイプはリサイクルラーや足にはさみスプールを回転させながら巻き取る手法になります。
で、僕自身は現在、後者を選択しています。
その理由は、これから紹介する検証結果と理屈からこちらの方が実際に釣りをする上でストレスが少ないと判断したからです。そりゃそうか、言わなくてもわかりますね… (笑)
ではそれぞれの巻き方に対して、どういった結果で、その結果を理屈で考えたらどうなったかを紹介していきます。
スピニングリールへのライン横巻きのメリットとデメリットとは?
横巻き検証
僕自身はもともと、初心者の頃は縦派でした。その理由は、どこかで「そうやってやる」と言う風に聞いたからです。要は深く考えずに聞いたことをそのままやったと言う感じです。
その後、糸ヨレが気になるようになり、糸ヨレの軽減対策を考えた中で横巻を試しました。
その例と言うのはスピニングリールのスプールと巻き取りボビンのスプールの巻き方向が一緒であれば、スプールに収納されれば差異が小さいが発生しないよね?と言う考え方です。
つまりイメージとしては、ラインを購入してきたその後、ボビンの状態をそのままスプールに移植するみたいなイメージですね。
まぁ、考え方だけ聞けば、「なるほどね!」と思える理屈になりますね。実際にネット上でも、この横置きを推奨する記事が多数上がっています。
ですので同じような考え方で実際にそれを使われている方がいらっしゃると言う事ですから、大きく間違ったやり方ではないのかなと言う印象です。
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それで、糸ヨレの課題に悩まされていたのは、ブラックバス釣りのフロロカーボンラインでした。特に6ポンド以下のライトラインを多用しますので、仕掛け的にも軽いと言う側面から通常必ずトラブルが発生するような課題ですよね。
実際にフロロカーボンラインでその巻き方を試してみたところ初期段階でトラブルが発生しまくりになっちゃいました(;゚Д゚)
「なんでだ!?」って思いませんか…?
横巻きの特徴
これめっちゃ考えましたね。考えに考え抜いて、相当考えた結果1つの可能性に行き着きました!
それと言うのは、購入したボビンへのラインの巻き付き方向とリールのスプールへの巻き取り方向が逆だったのではないか?と言うことです。
購入したボビンそのものの巻き方をスプールにそのまま移植したいのですから、巻方向も合わせてあげないと逆にヨレが出てもおかしくないですし、逆巻だと反転させる方向になりますから逆に糸ヨレが過剰に発生するのではないかと思います。
とは言え、巻き方向を合わせたからといって糸ヨレが全くなくなるわけではありません。なぜならボビンとスプールの径がそもそも違うからです。
でも、さすがに縦巻きよりはマシでしょう?と言う流れになりそうですが実はそうでもなかったんです。
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というのも、決定的な前提条件を見落としていたわけですね。
それは実釣の際にどういった状態で使われるのかを想定できていなかったということです。
何かと言うと、当たり前の話なんですが、ラインはキャストした方向に一直線に出て行くわけです。そのためラインが直線となる自然な状態を作ってあげることがベストなわけですね。
その視点から考えると、スプールにそのままボビンのラインを巻きつけると言う横巻きの視点は、あくまで収納された状態での糸撚れが少ない状態になります。
では、キャストした後のラインの状態を考えてみると、ラインを購入した状態のボビンに沿った巻き癖がついていますから、バネのような状態の軌道を描きながら ラインがスプールから放出されるわけですね。
その状態のラインはルアーを起点に直線に伸ばしたときにはスパイラル状の糸ヨレが入り込むことになります。
ですのでスピニングスプールに対する横巻と言うのはキャスティング人の膨らみによるガイドへの余計な干渉そしてラインが直線となったときの糸ヨレと言うデメリットが発生します。
スピニングリールのライン縦巻きのメリットとデメリットとは?
縦巻きの有効性
じゃあ縦巻きと言うのは、どうなのかを考えていきましょう
。基本ボビン状態では、平行巻きが主流ですので縦巻きであればリールまでの区間で糸ヨレが発生する事は無いと言えます。そこから直行方向にライン巻きつけていくわけですから、スプールにラインが取り込まれる際に糸ヨレが発生していきます。
そして、スプールに巻かれている状態が糸ヨレ状態になるわけです。
これを聞くとやはり、横向きのほうがいいんじゃないの?と言う疑問が湧いてくると思いますが、逆に今度はキャストした後のことを考えてみましょう。
スプールにラインが取り込まれた方向と逆方向に放出されるわけですから、キャストしたルアーとスプールをつなぐ間の部分に関しては糸ヨレが戻りストレートになっているはずです。
キャスト時にもスプールから放出されたラインは直線に戻ろうとする動きになりますから、素直にガイドの間をすり抜けていくと考えます。
横巻では、この時に糸ヨレが発生していますから、実際の釣りのことを考えると縦巻きの方が優位だとわかりますよね。
まぁ、これはいずれにしても初期状態の話で、使っていく家もしくは時間が経つうちに劣化する事はどちらの巻き方も同じです。
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ただ、糸ヨレと言う部分の劣化についてはこのアイテムで対応が可能になります。
まとめ
まぁ細かい話かもしれませんが、僕の実体験と理論の中では縦巻きが優勢だと言う結論に至っています。
あくまで僕自身のスタイルによる見解ですから、重要視する部分が変わばれ横巻の方が良いと言う条件にもなってくるのかもしれません。
正直言ってこれは微妙な違いですので、いろんな意見が存在すると思いますので、あくまで参考として扱っていただけると幸いです。
あ、最後に、ボビンフリーで転がしながらという巻き方もあります。これが一番糸ヨレの心配がない巻き方な気がしますが、ライン長さを丁度使い切る人であれば全く問題ないと思います~
検討してみてください!
ではまた!